7の月10夜☽優しさ

優しさは溶かしてきました、

たくさんの頑なな心を。

麻痺した心を温め

愛に新たな出発を与えてきました。

 

優しさは心地よさ。

柔らかな夏の雨のように

弱った子供たちを飢えや

痛みから癒します。

 

優しさは微笑みます。

屈することなく

道のりのすべての困難に

立ち向かう人々に。

 

優しさは慈しみます、

歌い方を忘れた人を。

そして愛の腕を広げ、

癒しの夢をその人生にもたらすのです。

 

優しさは聖なる道すじを歩みます。

長年かけて、そっと

救いを求めるすべての魂を憩わせ、

思いやりでその涙をぬぐうのです。

 

 

7の月9夜☽愛の産物

皮が丸石を越えて流れ、夜鷹が夕暮れに円を描いて舞い、若い母親はその乳房をしゃぶる子供に囁きました。

 

「小さな子よ、あなたは星から落ち私の心に宿った恵み。あなたは私のからだで憩い、私は9つの月の間、あなたを宿したのです。愛の重荷を負うのは喜びでした。あなたを産むために長い時間苦しみ、ついに母なる大地の磁力があなたを地上の歩みに引き出したのです。」

 

「今ここにいるあなたに、私の心の歌を聞いてほしい!あなたの父への私の愛は、夢の産物。彼は力強く道を歩き、その夢と涙を力強く私と分かち合ってくれました。私は、心を彼と絡ませたのです。彼は私に勇気を与え、心を欲望で満たし、全身でありのままの私を敬いました。一緒に多くの道を歩み、心と心で試練に向かったのです。」

 

「あなたのなかに彼の勇気、決意、笑う眼差し、好奇心が見えます。あなたのなかに私の優しさ、慈愛、喜びと共に生きる希望が見えます。あなたの両親の間には、毎日に歌を与え、歩みを軽くし、聖なる山のように忍耐強い愛があるのです。あなたが永遠にその愛の産物であることを覚えていてほしいのです。

 

7の月8夜☽結婚の歌

私の夫よ、

遠く去った日を歌ってください。

蛍が優しく光り、

ティピの壁に愛の影が映った

メロンの木の下の宵を。

 

そうしたら、夢歩き、

あなたに歌ってあげましょう。

陽射しに満ちた朝、

鳩の呼び声、

あなたの強い腕に守られて

目覚め、一日を迎える

私の心を。

 

そして

私たちに先立って風に乗り、

地上の善良さを集め、その愛を地に返した人たちの歌を

一緒に覚えましょう。

 

これまで生きた人、

これから生きる人すべてのために。

人生への希求、それとも

そよ風のなかの精霊の反映。

 

そしてその先で、

私たちの人生は祝福されます。

なぜなら私たちはいつも

無限の内に永遠に存在する

力の一部なのですから。