8の月24夜☽夢時間を通しての再生

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8TH MOON 癒し

多くの文化で幽体離脱の旅が個人の健やかな感覚の再生に使われます。その旅では、すべてのストレスが肉体、頭、感情、精神から離れます。こうした技能が習得できれば、土着の関心事を忘れて精神に旅を許すことが可能になります。旅する精神がからだに戻れば、からだのエネルギーが稼働し、肉体の臓器全体を一新させます。

 

人が肉体の死を体験するときには、同じ旅に出るのです。ただ、肉体という器に戻る必要がないというだけのことです。精神が天国、あるいは涅槃、精神世界、パラダイスに行くのだと信じる人もいます。こうした概念はすべて、私の長老夢時間とよぶのものの言い換えです。すべてが純粋なエネルギーである見えない世界は、私たちの現実を平行して存在します。ふたつの世界を分ける皮膜はとても薄く、訓練しだいでわたしたちもそれにアクセスできるのです。

 

すでに自分が誰か、どこにいるのかの記憶を出入りするお年寄りには訓練の必要がありません。体がくたびれ、この世の現実にしがみつく必要がないため、その精神は軽々と旅することができるのです。これは美しい夢時間で、悪いことではありません。なぜなら、それでお年寄りは恐れなく世を渡ることができるからです。この旅が始まれば、くたびれたからだを捨てた精神の再生も間近です。