8の月14夜☽個人の死と生まれ変わりの循環

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8TH MOON 癒し

生命循環のすべてに、生殖と死、再生が見られます。人間はみな、いくつもの人生で多くの終わりとはじめを体験します。こうした生命循環のなかでの死は、物質世界における死ではなく、個人の機能の仕方の変化を意味しています。そうした変化や死は、他の文化では、離婚、仕事の変化、転居、誕生日といったレッテルを貼られることもあります。

 

人は誰もが誕生日の58日前から死の循環を始めます。1ヶ月28日の月の巡りのふた月分に、新月の2日を足した58日が死の循環にあたり、この過程が、前年の教訓や出来事を振り返り過去を捨てる通過儀礼なのです。この過程が哀しみやストレスの形をとることもあります。大半の人は、自分がこうした個人の死の循環をくりかえしていることに気づきません。誕生日の日の出が再生の循環の始まりであることを忘れ、誕生日を嫌うようになる人も多いのです。

 

自分の過去について裁くことをやめれば、成長やさらなる発展への大きな可能性が開けます。後悔は再生の循環には役立たず、自己否定や自己批判と一緒に眠りにつかせるべきなのです。自分の道すじにある新たなチャンスに本当に気づくには努力が必要です。

 

通過儀礼には過去を受け入れ、他人と自分を許し、幸福な心で新年を迎え入れる決心が必要です。そうすれば、誰もが後悔なしで始め直すことができ、神秘なる人生にその生命を展開させられるのです。