8の月4夜☽ハーブを集める

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8TH MOON 癒し

治療に使う癒しのハーブを集めるために、メディスン・ウーマンは夜明け前に起き、これから始まる一日への感謝を込めて、朝の祈りを捧げます。そして朝一番の陽射しが草木に触れるのを待ってから、癒しのハーブとして必要な種類の草で最も大きなもののところへ行き、その草族を必要な数だけ摘むことへの許しを乞います。酋長の草は許しを与えるか拒否するかの答えを彼女の心に与えます。摘むことへの許しが得られたら、ほしい草を見つけても7回は摘まずにそのまま通り過ぎます。その草の次の7世代が十分に育つようにという心配りからなのです。

 

近づく植物ごとに、彼女は癒しの力を与えてくれるよう頼みます。もしその願いが拒否されたら、他の植物のところに行き、癒しの療法の役に立つために力をくれることに同意した植物だけを集めます。まだ夜露の残る早朝には、草木の生命力が絶頂です。日中に集めたのでは、得られる生命力も少ないのです。

 

草木族へのメディスン・ウーマンの尊敬の念と、人類を進んで助けようという草木の意思によって、私たちはその強力なメディスの薬効に出会えるのです。自然界のすべての流れと一体になり、敬いつつ集め、控えめに使うことで、人類はより有効な療法を利用できます。