8の月2夜☽癒しの使命
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8TH MOON 癒し
2つ足やほかの生きものがこの星の現れる前に、母なる大地は、からだをもつものに癒せない病気はないよう計らいました。どんな病気も癒す力を草木族に与えたのです。
生きものは具合が悪くなったらどの草木が癒してくれるかを知る本能を授かりました。人族は生きものを見習うことを教わりました。人間はしばらくの間そうしましたが、やがて傲慢にも自分たちがほかの生きものより優れていると思い始めました。
我が子の人間たちが自然界から離れれば離れるほど、自分に病気を運んでくるので、母なる大地は眉をひそめました。ついに人間は関わるすべてに病気を感染させたのです。そこで、母なる大地は病んだものをすべて凍らせることで自然界を清め、一からやり直しました。
生き残った人は母なる大地の声を聞き、進んで草木や動物との関わりを尊重しました。今日でも、人族は草木族がもつ癒しの知識を探し求めています。母なる大地と大いなる神秘は、そうした療法が存在し発見されるのを待っていることを確認しました。そして、やませた者を癒すという使命を私たち人間が忘れたり、痛めた世界の部分を清めそこなったりしたら、また地球を凍らせる、とも誓ったのです。