7の月23夜☽拒絶の生む冷たい空虚さ

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人が他人と思いやりの絆を結ぶときには、常にふたりを結ぶエネルギーの糸ができます。それが透視者には人から人へ流れる金色の光として見えます。おへそのあたりから流れ出るこのエネルギーの糸は、からだと心を結びます。こうしたエネルギー上のつながりに多くの人は気づきませんが、気持ちでそれを感じることはできます。

 

思いをかける相手に拒絶されたら、人は絶望します。エネルギーの糸は巨大なゴムのようなもので、その一端が切れると跳ね返り、相手のからだをむち打ちます。おなかに叩きつけられたときには、肉体の痛みとなることもあります。人間関係の一方にしか気持ちがないと、空虚さが生まれます。

 

歴史を通じて、人は心破れて死んできました。エネルギーの糸が跳ね返り、肉体のなかで自分自身をぐるぐる巻きにして、生命力の流れを止めてしまうのです。からだが病気になることもあります。いずれにせよ、癒しの過程には慈愛と優しさが必要で、エネルギーの糸に封じ込められた生命力を解きほぐしてやらなければなりません。そのためには、周りの人たちの深い思いやりが必要です。周りの人たちがどのくらい思いやりをもって接するかが、拒否された打撃で受けた傷の深さを決めるのです。

 

こうしたことを念頭に置いて、私たちを思いやってくれる他人には感受性と慈愛に満ちたコミュニケーションを心がけましょう。弱虫の証拠を見せて、しっぽを巻いて逃げたりしないように。