7の月18夜☽心の風景

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心の風景は人それぞれに異なります。征服に意欲を燃やし、困難を克服することが生きがいという心もあります。こうした心の風景は、木も生えない山のてっぺんの断崖のようなものかもしれません。

 

一方では、野生の花や緑に囲まれた静かな池に通じる草地のような風景を見せ、優しさを求める心もあります。また、人生の重荷に苦闘するあまり、ゴミ捨て場のようになった心もあります。野性的な心はその独立精神を映して、南国の嵐や火山の爆発のような風景を見せるでしょう。受け身で退屈な心は、大地と色のない空を分ける以外には何もない地平線のようかもしれません。

 

破れた心は割れた鏡のようなもので、かけらのひとつひとつに失った愛やかなわなかった想いが映っています。こうした心は人類の癒されない苦悩の象徴です。愛する人に死なれたり、友情が終わりを迎えたり、片思いに終わったり、人に捨てられたり拒絶されたときに、私たちの心の風景は砕け散ってしまいます。こうした痛みを体験したときに、次にとるべきステップは、その癒し方を学ぶことです。

 

7ばんめの月の巡りの地母神であるすべてを愛するは、まず自分を癒せるようになることで、どんな状況にも思慮深くなれるのだと気づかされてくれます。他人に対する痛みや怒りを癒したら、自分自身を許す橋渡しも必要です。自分自身や他人を許せないために、あなたの心の風景を砕け散らせてしまったことはありませんか?