6の月18夜☽権威をかさに話す
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権威をかさに話す人は通常、ある意図をもっています。そうした人は、権威で自分の味方に他人を従わせようとします。権威をかさに話す人のすべてが他人の利益を考えないというわけではありませんが、しばしばそうした意図が見受けられます。
けれども真の権威は、自分の決心通りに生きたいという体験から出るべきもので、他人を自分の方法に従わせようとするものではありません。むしろ別の見方を提案することです。自分の体験と真実から語れば、その声には権威が響きます。それは、純粋な心にある誠実さの響きです。
開かれた心が語る真実に勝るものはありません。自分で体験したことだけを語るほど、よいコミュニケーションはないのです。それ以外は単なる噂や他人の意見、または知性の信条を話しているに過ぎません。自分が知っていることを語り、他人がその体験から知っていることを喜んで聞けば、私たちは学びに知覚を開いたことになります。
逆に、本で読んだことや他人から聞いたことしか語れないようでは、自分自身で体験する魔法を失います。そんなつまらない物語りは、人生を脇道で観察する人のためのものです。人生ゲームを積極的にプレーする人は、しっかり学んだ権威を身につけます。思考する人が努力を実行することで、バランスがとれるのです。
実際、自分で体験したことだけを語っていると、この人ナニ!と思われてしまう世の中ですね。すべての人が他人を尊重できる世界になりますように・・・特に政治家。