9の月11夜☽秋の夜明け

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9TH MOON 自然を尊ぶ

奇跡の谷に朝いちばんの桃色の夜明けが広がっています。私は夜明け星への挨拶に火を灯しました。炎が歌い出し、紅葉の色に溶け、最初の陽光に合流し、谷を覆うレッド・スクラブ・オークの木とその下の魔法の谷を結びます。

 

その顔は見えなくとも、祖父なる太陽の光は東方の斜面の上に射し、光の温かさで西方の端に火をつけました。断崖に作った土の巣から星椋鳥が飛来して、黄金の地の小川の歌う水を見ながら、生命の舞を踊っています。

 

450万年前に氷河がこの谷を創り、溶けた氷は蛇行しながら母なる大地を流れ、小川の川底を創り、水の精に住み処を与えました。私は大昔の驚異の目撃者。沈黙のなかで自然の歌を聞き、私の心は「生命は上出来!」と叫びます。私の沈黙の叫びを聞いたかのようにが鳴き、が飛来し、火がはじけ、私たちはひとつになりました。