8の月19夜☽屈辱を癒す

スポンサードリンク

8TH MOON 癒し

人生で受けた屈辱は忘れがたい出来事です。

他人の手によって人間の尊厳を奪われた

ことは許せても、なかなか忘れ去る

ことができるものではありません。

 

人間の尊厳を奪われた屈辱からの癒しは、個人の内側から起こるものです。どんなヒーラーも、心理学者、医者、メディスン・パーソンや教師も、個人の尊厳の喪失や屈辱を癒すことはできません。時代を問わす、多くの人が他人から意図的に侮辱されることで大きな打撃を受けてきました。人の弱みを蹴るのは無神経な虐めです。この世界はそのはじまりからそうしたふるまいに悩まされてきました。

 

私たちが力強く感じているときには、そんな屈辱的な出来事は消して起こりません。屈辱はいつも、自分への疑いや自己批判があるときに起こるものです。自己批判や自己懐疑といった自分の内なる想いが映る大いなる煙の鏡の世界をわざわざ体験する必要はありません。自分自身を痛めつけるのをやめれば、虐めも私たちを狙わないというのが鍵です。その教訓は、他人に慈悲を示すときに活かされます。自分への懐疑や批判を捨てれば、他人に対しても、批判する代わりに親切にすることができます。すると、自分の身に起こった屈辱的な出来事を忘れることはできなくとも、自分自身への態度に気づかせてくれたことに感謝して他人を許せば、自分虐めから自分自身を癒すことができるのです。

 

 

そうはいっても渦中の子供は理解するはずもないので、守ってあげなければいけません。すべての子供が深い愛情を注がれなければいけませんが、学び、気づきのかたちもいろいろなので、そうは言ってられませんね。まず、大人がこれに気づいて、癒されなければいけないのです。そして、渦中の子供だった大人は、体験を深め愛に変容させるときです。