8の月11夜☽癒しと忍耐

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8TH MOON 癒し

どんな癒しにも忍耐が必要です。現代社会では急ぐことくを、そして一日でできるだけ多くを成し遂げることを求められます。けれども、からだを癒す過程は急がせられません。からだは必要なスピードで癒えるのです。赤ちゃんは自分のタイミングで生まれます。切り傷や骨折はからだが新しい細胞を作れるほど丈夫になったときに癒えるので、からだが治るのを急がせることはできないのです。

 

ネイティブ・アメリカンの文化では、忍耐強い人を尊敬します。忍耐は私たちの歩みをゆっくりさせる師なのです。日々の生活が落ち着いているなら、それは確かなバランスの証です。いつもしゃべり続け、急ぎ、慌て、常に活動的なのは、人生に苛立っている兆しです。洞察力に優れた人は、絶え間ない苛立ちは癒されていない証拠だと見ます。からだや頭や感情や精神の癒しは、忍耐と静観なしには起こらないのです