6の月19夜☽独創性と伝統

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語り部志願の若い母親たちが、どんな物語りが伝統として 好まれるお話になるのかという語り部の説明を、黙って座って聴いていました。

 

「私たちには誰でも、子供の頃に聞いたことのあるお気に入りの物語りがあります。こうした話がどう進化してきたのかを考えてみたことがある人もいるでしょう。いちばん最初の物語りを創った人には、優れた独創性があったのです。私たちに成長を促した昔話は時の流れに耐え、私たちの伝統となりました。

 

創造性や独創性を欠いた物語りは聞き手の心をとらえられないので、忘れられてしまいました。これが伝統というものなのです。私たちを成長させてくれるよいもの、困ったときの助けになる純粋なもの、人生の課題への対処の仕方を教えてくれる物語りは、必ず独創的な考え方に裏打ちされています。我々はその考え方を尊重し、伝えていくのです。意味がなくなってしまったり、人々の必要に応えられなくなってしまったものは捨てられます。

 

時代の変化に合わせて新しい物語やアイディアが出てきたら、それに感謝しなければなりません。特にそうした物語が若い世代の助けになるとしたら、その物語は新しい解決策を提示したわけで、とても意味があります。こうしたいわゆる新しい物語りも、伝統の物語りと呼ばれるようになるのです。だから、あなたたち若い女性には、未来の世代が伝統の叡智と呼ぶような洞察力と独創性を失ってほしくないのです。」

 

どうも解釈が難しいですが(汗)私にはまだ早い教えのようです。たくさんありますから、そういうものもあると思います。独創性と伝統、なんか難しく考えてしまいそうですが、実は伝えられていることはすごくシンプルなように思います。