6の月13夜☽友情

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友達は、私たちが知らない自分自身のことを教えてくれます。友からの真実の言葉は、売り買いできない貴重な宝です。真の友は、私たちを見下したりその人となりを侮辱したりすることなく、私たちの成長を支えるようなやり方で真実を語ります。

友は私たちの中の粗削りな部分を受け入れ、その人なりのタイミングとやり方でそれに磨きをかけさせてくれます。価値ある友は完璧であることを押しつけはせず、配慮に富む語り口で、私たちができる限りの最善な人間でいられるように呼びかけます。

 

自分自身の友でいられない人は、荒波の最初の兆しで逃げていくような知人しか持つことができません。彼らが他人に見せる思慮のなさは、その人自身への扱いの反映に過ぎないのです。自身に真実を語れなければ、自身と他人の間で友情を築いていくことはできません。自身に対する誠実さと思慮が、確かな価値観をもつ他人を、信頼から生まれる友情の輪に引きつけるのです。自分自身に対する自分の考えや方向を信頼できれば、私たちに対する他人の思慮深い言葉や考えを信頼することも学べます。

 

6ばんめの月の巡りの地母神である語り部は、私たちの人生のどんな章にもある鏡のなかの自己像に気づかせるてくれます。他人に攻撃されているような気がするのは、私たちが否定的な考え方で自分を見ている反映です。自己嫌悪や自己批判、自己否定をやめれば、人生で受ける攻撃はやみます。自分自身に尊敬できる面を見つけ、内なる否定的な考えに気づいて変化させるべきときではありませんか?

 

「自分自身の友でいられない人は・・・」からのくだりは、はっきり言って20代そこそこの自分にはよく理解できませんでした(汗)だから人とのコミュニケーションがうまくいかなかったのかな、と今になって思います。でも、そうやって私は自分の人生で学んできたんだなとも思います。